マインドフルネス 一問一答

【質問】

瞑想中の雑念にはどう対処すればいいですか?
ひとつひとつ消していくのでしょうか?それとも雑念は無視して呼吸などに集中すべきですか?

【回答】

瞑想中に雑念がわくことは人間であれば誰でも体験する現象です。人間は高度に発達した脳を持っているため、「発想力」が非常に豊かなのです。瞑想中に発想が生じれば「雑念」と名付けられるわけですが、もとはどちらも同じ自然な現象です。雑念を無理やり掘り下げて消そうとする必要はありません。雑念はあくまで雑念としてその在りようを受容し、再び呼吸などの瞑想の対象に注意を戻していただければ結構です。それは雑念という対象にしっかりと気づいたうえで、それに執着することなく注意を戻すという、適切な雑念への関わりをしたことになり、これを繰り返すことが瞑想を深めることにつながってゆきます。


【質問】

マインドフルネスの瞑想は、どれくらいの時間すればいいのですか?

【回答】

禅宗の修行道場でおこなわれる坐禅は、宗派にもよりますが25分~45分程度を一炷(いっしゅ)(坐禅1回分)とするのが一般的です。マインドフルネスでは日常生活の中で習慣化することが大切で、瞑想をする時間の長さは自由です(ただし海外で開発された治療のためのマインドフルネス・プログラムでは1回におこなう瞑想時間の目安が提示されています)。1日に5分程度の呼吸瞑想を2回くらいするのでも結構ですし、今日は時間がとれないという日には2-3分でも、数十秒でも構いませんので、日々続けていただくことが大切です。ご自身で心地よく続けられるだけ、取り組んでいただければ結構です。


【質問】

家でお香を焚くのは難しいのですが、坐禅やマインドフルネスをするときにお香以外で使うといい香りなどはありますか? アロマオイルを炊くとか、アロマキャンドルなどでもいいですか?

【回答】

坐禅をする際には古来より、「香木(こうぼく)」と呼ばれる樹木の素材でできたお香を練り合わせ、細い棒状にした「線香」を炊くことが、中国や日本の禅においては重んじられてきました。現在でも修行道場ではこうした線香を立てて坐禅をおこなっています。現在日本で手に入るものとしては、「白檀(びゃくだん)」「沈香(じんこう)」「伽羅(きゃら)」の3種類のお香が主に知られています。本格的に楽しみたい方は、香炉(お仏壇に線香を立てるために置かれている器具)を用意して線香を立ててみてもいいかもしれません。

また、ヨガやアロマテラピーの分野では、アロマオイル(精油)を瞑想中に用いる方法が親しまれています。とくに白檀と同じ原料からできている「サンダルウッド」という精油は瞑想に向いているとされています。ただひとそれぞれ香りには好みがありますから、これに限らず、ご自身が落ち着いて過ごすことのできる精油などを用いるのがよいでしょう。アロマキャンドルを瞑想に活用することもとても良い方法と思います。

より詳しくは、アロマ環境協会(AEAJ)のwebサイト(https://www.aromakankyo.or.jp/)を参照いただければ幸いです。



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